甘くてみずみずしい! 「下中タマネギ」とは?

甘くてみずみずしい! 「下中タマネギ」とは?

畑でじっくり完熟させたタマネギ。皮が裂け、色が濃くなっているのは完熟の証しだそう。撮影:岡部留美

生のまま口に入れると、みずみずしい水分が口いっぱいに広がる「下中(しもなか)タマネギ」。特長はなんといってもその甘さ。辛みがほとんどないのでサラダに最適です。そんな極上のタマネギを手がけるプロ農家に、お話を伺いました。




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\r\n■昼夜の寒暖差が高品質のタマネギを育む\r\n


下中タマネギのふるさとは、神奈川県小田原市の東部に位置する下中地区。古くから農業が盛んで、ミカンの裏作としてタマネギが作られてきました。気候は1年を通して温暖。南は相模湾に面しているので、海から吹き込む風によって昼夜の寒暖差が生まれ、「おいしいタマネギを育むにはもってこいの環境がそろっている」と下中地区にある農事組合法人「俺たちのファーム」の林やすなりさんは言います。


\r\n■良質な完熟牛ふん堆肥がうまみとして凝縮\r\n


下中地区を中心に栽培されたタマネギは、「下中タマネギ」としてブランド化され、そのおいしさがじわじわと拡散。20年ほど前に始められたJAかながわ西湘小田原オーナー園部会が主催する「たまねぎオーナー園」などの事業も人気を後押しし、リピーターとなるファンも多いそう。たまねぎオーナー園とは、タマネギ畑の1区画のオーナーになり、農業体験ができる制度。

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