今年の病気・害虫を振り返る

今年の病気・害虫を振り返る

食用ホオズキに発生したハダニ。

今年、番組と編集部の畑で発生した病気や害虫について、園芸病害虫防除技術研究家で農学博士の根本 久さんを交えて振り返り、原因や対処をお伝えします。次のシーズンの参考にしてください。




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\r\n■Q ソラマメの葉が黄色くしおれ、さやも黒く変色した。茎を持つと、力なくスッと抜けてしまった。\r\n


A…茎の断面を見て、維管束(いかんそく/茎の中の水や養分が通るリング状の管)が茶色く変色し、引き抜いた根が腐っていたら「立枯病」の疑いがあります。土壌中のカビで起きる病気で、急激にしおれて枯れてしまいます。すぐに抜いて畑の外へ出し、可燃ゴミとして処分しましょう。



立枯病が発生した畑は、太陽熱消毒がおすすめ。7〜8月にできるだけ深く耕し、腐葉土や細かく切った草、石灰チッ素50〜100g/平方メートルをまいてよく混ぜます。周囲を盛り上げてたっぷりと水を入れて穴なし透明マルチで覆い、4日ほど水を補給しながら保ち、その後30〜50日間おいておきましょう。





酸性土壌で発生しやすいので、植えつけ前に土壌酸度をpH6.5〜7.0に調整します。

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