同郷&同期の屋敷伸之九段とのNHK杯戦 – 野月浩貴八段の自戦記

同郷&同期の屋敷伸之九段とのNHK杯戦 – 野月浩貴八段の自戦記

左/屋敷伸之九段、右/野月浩貴八段 撮影:河井邦彦

第69回NHK杯3回戦第3局は屋敷伸之(やしき・のぶゆき)九段と野月浩貴(のづき・ひろたか)八段の同郷対決となりました。野月八段が寄せてくれた自戦記から、序盤の展開を紹介します。




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\r\n■同期の憧れ\r\n


屋敷さんは北海道札幌市出身の同郷。私よりも2学年上で、奨励会入会は昭和60年入会の同期です。



木村一基王位や金沢孝史五段も同期となりますが、小学生のころからずっと屋敷さんは目標でもあり、憧れでした。



屋敷さんは我々が奨励会でもがいている間に、棋士となり最年少タイトル挑戦に最年少タイトル獲得と、数々の偉業を打ち立てました。



気兼ねなく接してくれるので親しい間柄ですが、棋士としての棋歴は圧倒的で、その距離は縮まっていません。



NHK杯で対戦するのは6年振り2度目です。その時は後手番の横歩取りで敗れました。

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