同郷&同期の屋敷伸之九段とのNHK杯戦 – 野月浩貴八段の自戦記


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\r\n■優位を意識\r\n


2図の▲3八金以降、銀損となりましたが、その代償として@先手の歩切れA後手の馬の威力B駒効率、この3点を合わせると後手がまずまずの形勢と考えて指していました。



3図の△4七歩に対して▲2八飛は△3五歩や△9五歩▲同歩△9七歩としておいて先手の指し手が難しい局面となります。そこで▲4七同銀と取りましたが、後手は手順に駒損を回復して優位に立ったと感じました。



ただし、考慮時間が少なくなってきたのが懸念材料で、短い時間の中で正確に指し続けることができるのか、という不安は頭の隅にありました。



※投了までの棋譜と観戦記はテキストに掲載しています。

※肩書はテキスト掲載当時のものです。



■『NHK将棋講座』2020年3月号より

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