寒くなっても野菜は育つの? 冬越し野菜のメカニズム

寒くなっても野菜は育つの? 冬越し野菜のメカニズム

撮影:栗林成城

冬の寒さを最大限に利用して、春夏に収穫する冬越し野菜。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんが、冬越し野菜のメカニズム、栽培のコツをわかりやすく紹介します。ぜひ参考にしてください。




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\r\n■Q1 冬になっても野菜は育てられるの?\r\n

A. 育てられます


野菜の多くは冬の寒さが苦手ですが、なかには収穫を迎える前に寒さを必要とする野菜があります。これらは秋に栽培をスタートし、冬を越して翌春以降に収穫することから「冬越し野菜」と呼ばれます。このほか、比較的寒さに強いダイコンやホウレンソウなどのタネをまき、保温用シートを使って一定の温度を保つことで発芽や生育を促す「トンネル栽培」という栽培方法でなら、冬でも育てられます。(Q3参照)


\r\n■Q2 冬越し野菜って、どんな野菜?\r\n
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A.主に2つのグループがあります。


1つは、寒さに当たって花芽(はなめ)ができる「果菜類」。エンドウやソラマメ、イチゴなどです。もう1つは、冬を越して、翌春以降に球(食用部)が肥大する「葉菜(ようさい)類」。

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