フライパンに詰めて揚げ焼きに 福島市の円盤餃子

フライパンに詰めて揚げ焼きに 福島市の円盤餃子

揚げ焼き特有のカリッとした食感で、一人前22個があっという間になくなるほど。撮影:松本祥孝

誰もが知っているわけではないけれど、餃子好きの間では名店ぞろいと有名なのが福島市の円盤餃子。フライパンで揚げ焼きにするその姿、果たしてどんなお味なのでしょう?




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餃子通にとっては、なじみある名称の「円盤餃子」。フライパンに円状に詰めて揚げ焼きした姿からそう呼ばれるようになった餃子が、福島県福島市にあります。



いざ、福島駅から風情あるローカル線に乗って到着したのは、飯坂温泉。温泉街を歩いて向かったのは、1953年創業の老舗です。店主の佐藤吉則さんが「うちの餃子は、先代が戦中に中国で食べた味を再現したいと始めたもの。家のフライパンで焼いたので、円盤型になったんです」と教えてくれます。厨房を見ると、ごくごく一般的なフライパンがたくさん。そこに野菜たっぷりの餡を包んだ餃子をぎゅうぎゅうに詰め込んだら、油をたっぷり入れて揚げ焼きに。パチパチという油の跳ねる音がしなくなったら、ふたをしたまま上下返して油きり。きつね色になった餃子を器に移して完成です。「餃子はね、皮を食べる料理なんです」と佐藤さん。一口かじればガリッと軽快な音。食感をよくするために皮は少し厚めにしているのだとか。「昔はフライパンごと、温泉旅館に出前したんですよ」と懐かしそうに話していました。

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