トランプ弾劾に向けて、いよいよ共和党の保守本流が動き出す?

<元側近2人が「有罪」になったことで秋の中間選挙への影響が注目されるが、株式市場が平静を保っているのはあるシナリオが想定されているからという見方が>

今週21日、一日のうちにトランプ大統領の元側近2人が「有罪」になるというニュースが駆け回りました。1人は2015年にトランプ陣営の選対委員長を務めていたポール・マナフォート、もう1人はトランプの個人弁護士だったマイケル・コーエンです。

この2人については、それぞれ別の事件として捜査され、刑事事件として審理されていました。それが、同じ日に2人それぞれが「有罪」となったということで、ニュース性は非常にあるわけで、その日から翌日にかけて、アメリカのメディアは大きく取り上げていました。

ですが、大変な衝撃が走ったとか、大統領の地位がこれで一気に揺らいだということではないようです。その証拠に、翌日のニューヨーク株式市場は平静でした。報道の量は多かったのに受け止めが冷静だった理由としては、色々と挙げることができます。

まず、マナフォートの事件は、トランプ選対に入る前、ウクライナの親ロシア派の政治顧問をしていた時代にできたロシアとの関係が問われました。ただ、今回は外国に秘密口座を持ったり、資金洗浄や脱税を行なったりしたことが有罪になっただけで、ロシアに買収されていたとか、トランプ選対の中でロシアとの癒着行為を行ったことはではありません。

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