トランプ「最悪の日」にわかったこと:探せばまだまだボロは出そうだ

<トランプにできることは、弾劾を避けるためにありったけの声を張り上げて「魔女狩りだ!」と叫ぶことだけ>

ドナルド・トランプ米大統領にとって、8月21日は就任以来最悪の日となった。

2016年の大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォートが脱税や銀行詐欺など8つの罪で、連邦地裁で有罪評決を受けたこの日、ロシア疑惑の捜査を進めるロバート・ムラー特別捜査官のもう1つの成果も派手に報じられた。トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが司法取引に応じ、トランプの指示で不倫疑惑を隠蔽するため2人の女性に口止め料を払ったことを認めたのだ。

それでも22日の夜、ウェストバージニア州チャールストンで開かれた集会で、会場を埋め尽くした支持者を前に、トランプは表向き余裕たっぷりだった。マナフォートの有罪もコーエンの証言も、トランプ陣営とロシア政府の共謀疑惑を裏付けるものではない。それを強調するため、トランプは「キョーボウはどこにある」と大声で叫び、支持者の声援に上機嫌で応えた。

しかし21日に報じられたニュースは、トランプにとってダブルパンチとなったばかりか、以前から明らかだった事実をいっそう鮮明にした。ムラー率いる捜査チームが調べているのはロシア疑惑だけではない、ということだ。

ロッド・ローゼンスタイン米司法副長官がムラーを特別捜査官に任命するに当たって出した命令書を見ればそれは明らかだ。

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