偉大な保守の政治家、翁長雄志氏の愛国心

<ひたすらアメリカに追従することを=愛国、保守とはき違える本土の「自称保守」よりも、翁長こそ本物の保守だった>

沖縄と本土、ねじれる保守の姿

「銃剣とブルドーザー」。1945年6月、沖縄の日本軍守備隊(第32軍)が玉砕して以降、沖縄を占領した米軍が沖縄県民の意思と全く関係なく、県内に基地や施設を強制的に建設していった事実を形容するフレーズである。

1972年の沖縄日本復帰まで、米軍は琉球政府という間接統治の形を取りながらも、最終的な意思決定者として絶対的な権勢を以て沖縄に君臨してきた。本土復帰後も遅々として進まない在沖縄米軍基地の返還と縮小に対し、沖縄県民は一貫して中央政府と、米軍に対して抵抗してきた。

沖縄の先祖からの土地を米軍から取り戻す―。沖縄の先祖からの土地をこれ以上米軍に渡さない―。沖縄における反基地運動を支える根本的なこのような姿勢を評するに、これ以上の愛国的、保守的姿勢は無いだろうと思う。

にも関わらず、ひたすらアメリカに追従することを=愛国、保守とはき違える本土の「自称保守」は、沖縄県のこのような悲痛な先祖からの土地回復の叫びを売国奴、左翼=パヨクだのと罵っている。

あまつさえ本土の「自称保守」は、沖縄の反基地運動が中国や韓国といった諸外国からの工作員が混じっているとか、反基地運動にある種の政治団体からの日当が支払われている―等のデマを地上波で堂々と放言し、その余りにも嘘と捏造にまみれた番組内容がBPO案件になるなどの騒動に発展している。

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