中西部でトランプ人気が低下、共和党も見放された──世論調査

<貿易戦争のあおりをくらった地域ではトランプに失望、トランプの応援だけが頼りの共和党候補も見透かされている>

11月6日の米中間選挙まで2カ月を切った今、上下院での多数議席維持を目指す共和党に厳しい逆風が吹き荒れている。中西部でドナルド・トランプ大統領の支持率が低下、それに伴ってこの地域の共和党候補も苦戦を強いられているのだ。

9月12日に発表された公共ラジオNPRとマリスト大学世論調査研究所による調査結果では、有権者登録をした全米の回答者の39%がトランプ大統領を支持していた。この数字は7月の調査結果と同じだが、中西部は例外だ。7月には40%だった大統領の支持率が今回は38%に低下。一方、7月には50%だった不支持率は55%まで上昇した。

共和党の支持率低下はさらに深刻だ。今回の調査では、中間選挙で共和党候補に投票すると答えた人は全米の有権者の38%。民主党候補を支持する人は50%に上った。7月の調査では、それぞれ40%、47%だったから、わずか2カ月で7ポイントから12ポイントまで差が広がったことになる。これだけ大きな差がついたのは、民主党が共和党を13ポイントもリードした2017年12月以来のことだ。

大きな要因として、中西部の有権者の共和党離れがある。中西部では、7月には共和党支持が42%、民主党支持が43%とほぼ拮抗していたが、今回は共和党の支持率が37%まで落ち込み、民主党なんと51%まで支持を伸ばした。

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