AI介護、雇用収縮......2030年、AIで日本の職場と家庭はどう変わる?

<新刊『物語でわかるAI時代の仕事図鑑』が予測する、近未来の日本社会にAIがもたらす大変革とは>

人工知能(AI)について多くの本が出ている。だが、肝心のAIを使うのにいったいお金がいくらかかるかは書いてないし、そもそもAI時代とはどのような未来なのか実感が持ちにくいという声も聞く。

そんな人たちが参考にして欲しいのは、AIが至る所に進出した2030年の日本を舞台にした未来小説『物語でわかる AI時代の仕事図鑑』(宝島社)。AI がもたらす社会変化とその光と影が、6人の職業人の展開するドラマによってわかりやすく描かれ、新たな働き方へのヒントが見えてくる。

今のAIは小学2年生レベル?

まず初めに、2018年現在のAIはどんなレベルか確認しておいた方がいいだろう。米国のAI研究者によると、AIには3つの波がある。

第1の波は「手作りの知識」で、人間が事細かに知識をAIに教え込むレベルだ。チェスなどはこれに当たる。

第2の波は「統計的な学習」で、音声認識、顔認識など大量の学習データを統計的に処理し、AIは結果を導き出す。現在のAIはこのレベルにある。

しかし、物事を理解して判断しているわけではないし、AIがなぜその結論を出したかの理由は説明できない。

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