インディー系プロレス「ROH」が、今アメリカで熱い!

<米王者 WWE の向こうを張ってインディー系プロレス団体が躍進――新日本プロレスとの共催試合にも注目が集まる>

米プロレス業界は大規模な転換期の真っただ中。WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)帝国と並んで、インディー系の興行団体も台頭、国外にも国内にもかつてないほどリングの情報があふれている。

一般にはプロレス団体といえば WWE というイメージだが、他の団体も存在感を増している。その1つが02年にメリーランド州ボルティモアを拠点に発足した ROH(リング・オブ・オナー)。今では規模・人気共に大きく成長、業界屈指の有名レスラーたちで国内外のリングを沸かせている。それも ROH 流のやり方で。

「私たちは特定のレスラーじゃなくスタイルとブランドで勝負する。これまでに ROH の主力だった多くの人気レスラーがほかの団体に移っていったが、ROH は規模も質もかつてないほど向上している」と、ジョー・コフCOO(最高執行責任者)は言う。「ROH は人間で言えばもう少年じゃなく青年だ。ちょっと乱暴な部分や型破りな部分もあるが、年相応に責任も増している」

型破りといえば何より、ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンで開催する大会のチケットが即日完売したことだろう。同じ週末に WWE 最大の祭典レッスルマニアが開催されるにもかかわらず、だ。

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