クリエイティブな仕事をするのに素質は要らない

<脳を鍛えて「拡散的思考」と「収束的思考」を使えば、現代に必要なクリエイティブ思考、すなわち「つながりを見つける」スキルを誰でも身につけられる>

コンピュータやAI(人工知能)といった科学技術の進化によって、これまで人間が担ってきた多くの仕事が奪われると言われている。オックスフォード大学の研究によると、最終的には702もの職種に影響が及ぶという。こうした話題に危機感を覚えている人も多いだろう。

そこで、ますます重要度を増しているのが「クリエイティビティ」だ。人間にしかできないクリエイティブな仕事であれば、AIに奪わることがない――。でも、自分にはそんなもの備わっていないし、生まれ持った素質なのだから努力しても無駄......と諦めてはいないだろうか。

そんなことはない、どんな人でもクリエイティビティを身につけることができる――そう強く思わせてくれる本がある。ドルテ・ニールセン、サラ・サーバーという2人の女性による『「ひらめき」はこう生まれる――クリエイティブ思考ワークブック』(岩崎晋也・訳、CCCメディアハウス)だ。

クリエイティブな思考は「つながりを見つけるスキル」

著者のひとりであるドルテ・ニールセンは、世界最大級の広告代理店であるオグルヴィ社で、クリエイティブ部門のアートディレクターとして長年活躍していた。

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