自我のあるラブドールは作れる、だが人間は創造主になれるのか

<いつの日か、AI技術の進歩で自我のあるセックスロボットが誕生し、パートナーとして愛ある関係を結ぶだろう。だが、それと同時に新たな義務も生じる>

セックスロボットの進化はすさまじい。いつの日か人間を愛し、それゆえに苦しむ能力を備えるだろうと、専門家はみている。

人間のかわりになるセックスパートナーとして売り出されている最新型の「セックスボット」は、外見は不気味なほど生きた人間そっくりだが、人間のような意識はない。感情を模倣してユーザーを誘惑するだけだ。

「責任あるロボット工学財団」の昨年の報告によると、「アンドロイド型ラブドール」は乳首の形から陰毛の色まで好みにあわせてカスタマイズ可能、自動モードで50種のセックスの体位をとることができる。それでも、人間相手のように、たがいに愛し合う複合的な関係をもつことなど、とうていできない。

しかし、ケント大学法科大学院で法律・医学倫理学部長を務めるロビン・マッケンジーによれば、人工知能とロボット工学の進歩によって、いつか知性を備え、自我をもつセックス用ロボットが誕生するという。

ある意味では、「自我をもつセックスボット」の登場は、人類と宇宙人の最初の出会いに似ている。「人間に似ているが、まったく異質の存在だ」と、マッケンジーは技術情報サイト「テックスプロア」で語っている。

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