ビットコイン価格の乱高下は、投機ではなく投資になるまで続く

<仮想通貨の透明性の欠如と市場のファンダメンタルズに対する理解不足が相場を読みづらくしている>

仮想通貨ビットコインの下落傾向が止まらず、1ビットコイン(BTS)の価格が3000ドルを割り込む可能性も出てきた。大方の予想では2000〜3000ドルの間で落ち着くとみられている。3800ドル近辺で推移している19年の年初の水準から、まだ大幅に下がる恐れがあるということだ。

ビットコインは17年12月17日に史上最高価格(1万9783ドル)を記録した後、18年には下落基調に転じた。特に11月は月初に6300ドルを上回っていた価格が月末には4000ドルを割り込み、月間ベースで35%超の大幅下落となった。

危機管理が専門で、カントリーリスク・ソリューションズCEOのダニエル・ワグナーは、今年も乱高下が続くと予想する。「ピーク時の10〜15%程度、2000ドル前後でいったん落ち着き、そこから再びバブル相場へと転じるとみている。この予想に外れはないだろう」

一方、調査会社コンティニュアム・エコノミクスのマイク・マクドナルド上級テクニカルストラテジストは、ここ数カ月内に3000ドルを割った後は2500ドル近辺で落ち着くのではないかと予想。いま下落が止まらないのは「相場の乱高下に恐れをなした投資家が資金を引き揚げたせい」とみる。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)