北朝鮮で餓死予防の「食べられる男性用シャツ」が販売 航海や野外調査、登山用に開発

記事まとめ

  • 北朝鮮では、餓死しそうになったらいつでも食べられる男性用シャツが販売されている
  • 北朝鮮の首都平壌の金日成大学に在籍するオーストラリア人大学院生が、最初に伝えた
  • 「北朝鮮ニュース」のコラムで北朝鮮の服装研究センターが発行する男性雑誌をレビュー

北朝鮮で市販中、男性向け「飢え死に予防」シャツ

それによれば、故金日成(キム・イルソン)主席はかつて、「男性もいろいろな服を着て、さまざまな装いに挑戦してみるべきだ」と言ったという。

服装は意外とバラバラ

シグリーによれば、北朝鮮の男性の服装は、一般に他の国々よりも堅苦しい。スポーツや肉体労働に従事しているときを除けば、Tシャツなどのカジュアルな服装をしている男性はめったに見かけない。雑誌では、ボタンアップシャツに加えて、スーツやコート類、ネクタイが紹介されている。

過去には、北朝鮮の人々は全員、最高指導者(現在は金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長)と同じような服装をしなければならないという誇張した情報が広まったこともあった。

ジャーナリストのキャロル・ジャコモは2017年後半にニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、北朝鮮のファッションについて多くの誤解があることを指摘した。

「北朝鮮のことは、きわめて一元的な世界だとつい考えたくなる。国民の最も一般的なイメージといえば、軍服や民族衣装、その他さまざまな制服に身を包んだ何千人もの集団が大々的な示威行動に参加し、行進するところだ」。だが実際に北朝鮮を旅したところ、世界中の他の場所と同様に人々の服装はさまざまなスタイルと色彩にあふれていた、と彼女は書いている。



2012年以降、父親から権力の座を引き継いだ金正恩体制下で、北朝鮮のファッションは少し活気づいたといわれる。

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