アリアナのタトゥー炎上と日本人の「不寛容」

<日本語は敬語などの表現によって相手との関係性やニュアンスを規定する特性が強く、外国人の話す日本語を聞くときにはそのことを日本人も意識することが必要>

歌手のアリアナ・グランデさんは、新曲『7 rings』の発売を記念して手のひらに「七輪」という漢字のタトゥーを入れた写真をインスタにアップしました。新曲のタイトルを意味する「7つの指輪」を縮めて「七輪」と彫ったということなのでしょう。

ところが、これに対してネット上で「七輪」というのは「日本のバーベキューグリルだ」といった指摘が殺到したようです。するとグランデさんは「七輪」の2文字の下に「指?」という文字を追加しました。本人サイドとしては、「バーベキューグリルの七輪ではない」という主張をする意図だと思います。

ですが、炎上はさらに激しくなり「文化の盗用だ」とか、「日本語を日本のことをよく知らない人に使ってほしくない」といった批判もあったそうです。結果として、グランデさん本人は「日本に移住しようと思っていたが、日本語のレッスンをやめる」と宣言するに至ったそうです。

この問題については、不寛容なネット民に対する批判も起こっており、「こんなことで日本嫌いにならないで欲しい」というようなメッセージ発信もされているようです。この批判とメッセージ発信については、それでいいと思います。

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