スタバ前CEOのシュルツに、大統領選出馬前から退場勧告



盛り上がるのは最初だけ

しかしこれらの第3候補には、他の共通点もあった。大統領選で勝利することはおろか、本選ではただの1人も選挙人を獲得できなかったのだ。本選で選挙人を獲得できた第3候補を挙げるためには、公民権運動中の68年に出馬した元アラバマ州知事ジョージ・ウォレスにまでさかのぼらねばならない。 

現在の連邦議会で無所属の議員といえばバーニー・サンダースとアンガス・キングという2人の上院議員だけだが、この2人は民主党のお墨付きを得て当選した。二大政党の候補があまりに不人気な場合に第3候補が勝利することがごくまれにあったとしても、それは州や地方政府レベルに限られる。



これが大統領選ともなると、第3候補に立ちはだかるハードルは飛び抜けて高くなる。大統領選の候補は50州と首都ワシントン特別区という、全部で51の選挙区での戦いを強いられる。大統領に選ばれるためには、各州で1位当選して州ごとの選挙人を「総取り」し、全米538人の選挙人の過半数を得なければならない。

各州で1つの党しか「勝利」できないことに加えて、全国にまたがる支持が必要という点は、二大政党のような組織力がない第3候補には不利になる。いずれの政党にも属さない中道派の浮動票は約10%と、それほど大きな存在ではないという現実もある。

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