ドイツ軍兵士がシリア難民になりすましテロ計画 仏大学にナチス思想支持の修士論文

記事まとめ

  • ドイツ軍兵士がテロを計画で逮捕されたが、シリア難民になりすましていたと判明した
  • さらに、2014年に、フランスの大学にナチス思想支持の修士論文を提出していた
  • イスラム過激派の犯行に見せかけて難民に対する憎悪を煽る目的だったと推測されている

ナチスに心酔するドイツ軍兵士がシリア難民になりすましてテロを計画

ドイツが連邦軍のスキャンダルに揺れている。テロ計画の容疑者が連邦軍兵士で、調査をしてみると、ナチス思想を支持していた上に、シリア難民になりすまして「二重生活」を送っていた...>

4月末にテロ計画容疑で逮捕されたドイツ連邦軍将校の取り調べが継続中だが、9日、さらに別の将校が逮捕され、暗殺標的リストにガウク前大統領やマース法相などの左派政治家が含まれていたことがわかった。

最初に逮捕された将校はまた、シリア難民として難民申請をし「二重生活」を営んでいたことが判明しており、国を支える組織や制度を巻き込んだ一連のスキャンダルに衝撃が走っている。

シリア難民になりすます

先月末のシュピーゲルの報道によると、フランコ・Aと伝えられる28歳の将校が最初に拘束されたのは今年1月末。ウィーン国際空港のトイレの送水管で、装填されたピストルが見つかったのがきっかけだった。職員は送水管に警報器をつけ武器を放置、取りに来たフランコ・Aを取り押さえた。

オーストリア当局がフランコ・Aをドイツ連邦刑事局BKAに受け渡す際に指紋を照合すると、該当した人物はなんとフランコ・Aではなく、ダヴィド・ベンヤミンというシリア難民だった。アラビア語は話さず、フランス語も片言であるのに、ダマスカスの果物商人の息子でキリスト教徒として、2015年12月から2016年1月にかけて難民申請をし、月400ユーロの補助金や住居支援を得ていた。

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