貧者の「糞爆弾」にベネズエラ政府が抗議「生物化学兵器だ」

"糞爆弾"ベネズエラ政府抗議

<経済危機下で困窮し、反政府デモをすれば弾圧される。そこでベネズエラの貧者が考案した究極の新兵器とは>

経済危機下のベネズエラでは、食料や薬品が不足し、幼児死亡率は上昇するなど、苦しい生活が続いている。社会主義政権を率いるニコラス・マドゥロ大統領は危機の深まりとともに独裁色を強め、平和的な抗議デモにも銃を向けた。

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追いつめられた人々が持ち出したのは、究極のショック兵器、モトロフカクテルならぬ「大便カクテル」だ。中身はその名の通り。プラスチックボトルに人間の便と水を入れた新兵器である。たちまち「糞爆弾」と命名された。

ベネズエラ政府も黙っていなかった。この爆弾は「生物化学兵器」に相当し、厳しく処分する、と言うのだ。

「これは生物兵器だ」と、政府の法務監査官マリーリズ・バルデスは先週水曜、国営テレビに語った。「生物化学兵器の使用は犯罪だ。厳しい罰則が伴う」

「糞爆弾」が初めて使われたのは5月最初の週末。首都カラカスの郊外にあるロステケスの町で、デモ隊が国家警備隊の兵士たちに投げつけたのだ。報道によれば、兵士たちは戦慄し、嘔吐して、治安どころではなくなった。

糞でも投げるしかない

人々はオンラインであっと言う前に爆弾の「レシピ」をシェアしたので、新兵器は瞬く間に広がったと、スペイン語新聞エル・パイスは伝える。「政府が催涙ガスを使うなら、俺たちは排泄物を使う」というスローガンも生まれ、週明けまでには全国数都市とカラカスにも登場した。

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