米政府からまたリーク、マンチェスター自爆テロ容疑者の氏名 英捜査当局より先に

今週月曜の夜、英マンチェスターのコンサート会場で多くの死傷者を出す爆発があった後、伏せておいたはずの重要な捜査情報がメディアに垂れ流し状態になった。イギリスとベルギーの元情報長官が「口が軽過ぎる」と怒りの矛先を向けるのは、米政府関係者だ。

米人気歌手アリアナ・グランデのコンサートが終わった直後、会場付近で自爆したのは、リビア系イギリス人のサルマン・アベディ容疑者(22)だった。22人が死亡し、数十人が負傷した。テロ直後、時期尚早に報道されてしまった情報だ。そのネタ元を遡ると、情報源は米政府関係者だった。

【参考記事】アリアナコンサートで容疑者拘束、死者22人で不明者多数

米NBCニュースはテロ直後の数時間の間に、英捜査当局に話を聞いた米政府関係者の話として、初期に判明した死者数を20人と伝えた。他の米メディアも、英当局から話を聞いた米政府関係者から情報として、攻撃方法が自爆テロだったと報道。翌日、NBCニュースと米CBSニュースは、イギリスの捜査当局が確認するのを待たずに容疑者の氏名を放送した。死者数も容疑者の素性も、後に正しいと確認された。

イギリスの元情報機関トップは、米政府関係者に関して「うっかり喋ってしまっただけでは済まない。なぜ秘密を守らなければならないかを理解していない」と、本誌に語った。「個人の点数稼ぎのために喋ってしまうことが多過ぎる」

「アメリカ人はお喋りだ。

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