中国の自転車シェアリング大手、世界へ拡大 7月には日本にも

時間単位で自転車を借りることができ、移動先のポートに返却できる自転車シェアリングは世界の大都市で活用されているが、近年の中国での勢いは凄まじい。中国の大手自転車シェアリング企業はこのほど6億ドル調達し、世界に進出する意向を明らかにした。

Mobike、670億円調達で英国進出

中国では現在、自転車シェアリングが大流行で、北京や上海など大都市に行くと、オレンジや黄色の自転車が街なかに溢れているという。黄色の自転車が、中国での自転車シェアリングの元祖・Ofoで、オレンジがMobikeの自転車だ。いずれも北京に本社を構えている。

中国における自転車シェアリングで特徴的なのは、東京やロンドン、パリのように「サイクルポート」があってそこで貸し借りするわけではないという点。スマートフォンのアプリで自転車の認識番号やカギとなる暗証番号のやり取りをするため、自転車をどこでピックアップしても、どこで降りてもいい。まさに文字通り「乗り捨て」感覚で目的地まで行けるのだ。また、Mobikeの自転車にはGPSが内蔵されており、どこに自転車があるかを地図で確認できるという。

今回6億ドル(約670億円)を調達したのは、Mobikeだ。インディペンデント紙によると、ネット大手のテンセントがリード・インベスターとなり、これまでもMobikeの投資家だったセコイアやTPG、ヒルハウス・キャピタルなどが投資した他、国営の投資銀行である交通銀行や中国工商銀行、シンガポールのファラロン・キャピタルが新たに投資した。

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