豆乳は牛乳ほど背が伸びず?

豆乳やヤギ乳は牛乳ほど背が伸びない?

<大豆やナッツを原料とする代替ミルクがブームだが、子供の成長を考えると安易に飛び付くのは禁物だ>

スーパーマーケットの乳製品売り場をのぞくと、驚くほど多様な代替ミルクがお目見えしている。豆乳、アーモンドミルク、ライスミルク、ヘンプミルク、フラックスシードミルク、ヤギ乳、ココナツミルク......。

代替ミルク・ブームの背景には、乳牛に投与される成長ホルモンや抗生物質が人間の健康に及ぼす影響が懸念されること、牛乳アレルギーの子供が増えていることがある。

代替ミルクは牛乳よりヘルシー――そんな宣伝文句を信じてアレルギーのない子供にも代替ミルクを与える親が増えているが、気になるのは代替ミルクが子供の成長に与える影響だ。

そこでカナダ・トロントのセント・マイケルズ病院の小児科医チームは2〜6歳児5034人を対象に調査を行い、代替ミルク(植物性ミルクやヤギ乳)の摂取量と身長の関係を分析。臨床栄養学ジャーナルに論文を発表した。

それによると、代替ミルクを飲む量が多い子供ほど平均より身長が低いことが分かったという。毎日牛乳1カップ(250ミリリットル)の代わりに同量の代替ミルクを飲む子供は、身長が平均より0.4センチ低い。毎日3カップの牛乳を飲む3歳児と同量の代替ミルクを飲む3歳児では、身長差は1.5センチになる。

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栄養価をチェックしよう

WHO(世界保健機関)の成長チャートで見ると、代替ミルクを毎日3カップ飲む3歳児の身長は15パーセンタイル(全体を100として、小さいほうから15番目)になると、論文の筆頭執筆者ジョナサン・マグワイアは説明する。

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