シリアでISISに反撃する初のLGBT外国人部隊

<ISIS支配下で迫害の標的にされてきたLGBTコミュニティーが、外国人兵士を中心にISISと戦う初めてのLGBT部隊をシリアで創設した>

ISIS(自称イスラム国)による迫害に苦しんできたLGBT(同性愛者などの性的少数者)やその支持者たちが、シリアの戦場で反撃に出た。ISISの支配下で暮らすLGBTの人々はこれまで、建物の屋上から突き落とされたり、投石で処刑されたり残酷な仕打ちを受けてきた。ISISが犯行声明を出した米フロリダ州オーランドのLGBTが集まるナイトクラブで発生した銃乱射事件でも、多数の若者が犠牲になった。

【参考記事】LGBTはイスラム過激派の新たな標的か

シリア北部でクルド人と共にISISと戦う外国人義勇兵たちは7月24日、対ISIS戦線で初のLGBT部隊の創設を宣言した。その名も、「同性愛者の反乱・解放軍」(TQILA、テキーラ)だ。

TQILAは「国際自由軍」(IFB)の傘下に置ある。IFBは、ISISと戦うためにシリア北部に渡航した外国人戦闘員の寄せ集め部隊で、シリアの少数民族クルド人武装組織「人民防衛隊」(YPG)と協力関係にある。IFBは、シリア北部ラッカの奪還作戦が最終局面に入る2カ月前の、今年4月に設立されたばかりだ。

すでにISISとの戦いに参戦中

TQILAはツイッターに、TQILAのメンバーは「ジェンダーの壁を打ち破り、女性革命や広義のジェンダー革命の推進を目指す」という声明を発表。

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