朴槿恵が当選した韓国大統領選挙には情報機関が介入していた

<2012年の大統領選で左派・文在寅に朴槿恵が勝てたのは世論操作のおかげだった?>

文在寅(ムン・ジェイン)が朴槿恵(パク・クネ)に敗れた2012年の韓国大統領選挙で、韓国の情報機関である国家情報院(国情院、NIS)が朴を当選させるべく選挙に介入していた。国情院の不正を明らかにするため文政権が設置した作業部会が確認した。

作業部会の調査報告書によると、国情院は、インターネットの専門家やソーシャルメディアを使い、保守候補の朴が有利になるよう世論を誘導した。

具体的には、少なくとも計30人の職員とインターネットに詳しい民間人が、2012年の大統領選の2年前からソーシャルメディアに保守派支持の投稿をしていた。なかには左派候補の文在寅を「北朝鮮のスパイ」呼ばわりする投稿もあった。文は長年、北朝鮮に対する融和路線を主張していたからだ。

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「選挙介入に関わったチームは、政府寄りの意見を広め、反政府の言論を封じようとした容疑で告発されている」と、英ガーディアンは報告書を引用している。

国情院は既に2013年に、ネット上に数千の政治的なコメントを投稿した職員を特定している。今回の調査でそれが、考えられていたより大規模な行為だったことが明らかになった。

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当時の国情院トップだった元世勲(ウォン・セフン)は既に公職選挙法違反などの罪を問われて公判中で、最長4年の実刑判決を受ける可能性もある。

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