シリアで流行した皮膚が溶ける「奇病」のワクチン開発に光が!?

<リーシュマニア症を防ぐワクチン開発に向け、アメリカの研究チームがマウスを使った実験で一定の成果をあげた>

2015年にシリアで感染が拡大した奇病、リーシュマニア症のワクチン開発に希望の光が差し込んだ。アメリカでも発生が報告され、予防法の確立に期待が寄せられていた。

熱帯・亜熱帯・南ヨーロッパなどでみられるこの病気は、寄生原虫の一種リーシュマニアが小さなサシチョウバエ類によって媒介されるもので、治療せずに放置すると数週間から数年で死亡することもある。有効な予防手段はサシチョウバエに刺されないことだけで、ワクチンは存在しない。アメリカの科学ニュースサイト「サイエンス・デイリー」は、マラリアに次ぐ致命的な感染症としている。

Leishmania Disease spread in #Syria. Vaccines urgently needed in #Aleppo & other cities under attack. See Photo. pic.twitter.com/Bt27VgaNaw— Mouhanad A. Al-Rifay (@MouhanadAlrifay) 2013年3月13日


(リーシュマニア症のシリアの子供たち)


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この病気が注目されたのは、ISIS(自称イスラム国)が支配していたシリア国内の感染が拡大した2015年。

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