座ってるだけなのに!? ミュージカル鑑賞が約30分のエクササイズに匹敵

座っているだけで最大心拍数の50〜70%

ミュージカル鑑賞が、約30分のエクササイズと同じくらい健康にいいことが明らかになった。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)とランカスター大学が、ロンドンでの劇場やイベントなどのチケット販売を行うアンコール・チケットの依頼で調査を行った。

ミュージカル『ドリームガールズ』のステージを生で鑑賞中の12人の、心拍数、脳の動き、その他の心理的な信号を観察した。

ステージを鑑賞中に、観客の心拍数は平均で28分間にわたり、最大心拍数の50〜70%程度にまで上がった。心臓病研究に取り組む団体、英国心臓基金によると、これは「心肺機能やスタミナを刺激する最適なレベル」だという。UCLは、「つまり、椅子に座っていたにもかかわらず、観客は平均28分間の健康的な有酸素運動をしたことになる」としている。

UCLのジョセフ・デブリン博士は、「心拍数が、ミュージカル開幕時の安静状態の時と比べ、第1幕の終わりまでに倍増し、第2幕では3倍になった」と述べ、心拍数の変化としては、スピードのある長いラリーをプレイしているプロのテニス選手と同じレベルだと説明している。

心拍に変化があるのは生のパフォーマンスだけ

アンコール・チケットは、心拍数のピークは、幕間の直前とショーの最後に始まっていると指摘している。実際に、12人の心拍数を記録した図からもその様子が見て取れる。

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