中国軍がグアムを標的に軍事演習 ハワイ島近くにも爆撃機を飛ばし、米国防総省は警戒

記事まとめ

  • 中国軍がグアムを標的に軍事演習を実施したと米国防総省の関係者が明らかにした
  • トランプ大統領はグアムの人々を北朝鮮から守ると言ったが、中国の方が脅威だという
  • 中国は以前から対米演習を行っており、米軍が攻撃に反応できる時間は10分程度らしい

中国軍がグアムを標的に軍事演習、太平洋進出を米警戒

グアムは北朝鮮だけでなく、太平洋の覇権を狙う中国の脅威にもさらされている>

米軍関係者は10月31日、米領グアム島の米軍基地を標的にした軍事演習を中国が実施したと明らかにした。緊張が続く太平洋上で軍事活動を活発化させる中国の動きに、米国防総省は警戒を強めている。

米国防総省の関係者は米軍事専門紙ディフェンス・ニュースへのブリーフィングで、中国軍のH6爆撃機が「グアム攻撃」を想定した「異例の」飛行訓練を行い、ハワイ島近くにも爆撃機を飛ばしたと明らかにした。グアムとハワイの米軍基地は、アメリカのアジア太平洋戦略の要だ。中国の急速なアジア太平洋進出は、アメリカの安全保障を脅かす行為だと、ジョセフ・ダンフォード米合同参謀本部議長はみる。ディフェンス・ニュースによればダンフォードは、アメリカが太平洋上で軍事プレゼンスを保つ重要性を繰り返し強調した。

「太平洋上から米軍を排除しようとする人々がいる」「彼らに伝えたい。アメリカは太平洋の大国だ。これからもここに留まる。アメリカの経済的繁栄はこの地域の安全保障と政治にかかっている」

米中間に火花

ダンフォードはさらに続けた。「中国の脅威が念頭にあると受け止められても構わない。これが、国際秩序に沿ったやり方だ」「アメリカの国益を最大限にすることに焦点を絞っている。そのためには一切妥協しない」

米海空軍の基地があるグアムとハワイは今年に入り、北朝鮮からの核攻撃の脅威にさらされている。

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