「ビットコインはバブルじゃない、成長はこれからだ」

<一時4割値を下げたビットコインについて、一部専門家がバブル崩壊ではないと言い切る根拠は?>

仮想通貨ビットコインの価格が暴落した。12月17日に過去最高値となる2万ドルに迫ったが、その後は下落傾向が続き、週間で4割以上も下落した。だが専門家は、これはバブル崩壊とする見方を一蹴する。

米情報サイト、コインデスクの「ビットコイン・プライス・インデックス(BPI)」によれば、ビットコインは12月22日に一時1万1000ドルを割り込み、12月以降で最安値をつけた(23日には一時1万5000ドルを回復した)。

ここ数カ月でビットコインの価格が急騰したことから、今回のような暴落はいつ起きてもおかしくないと市場関係者の大半は予測していたが、「フラッシュクラッシュ(瞬時の急落)」ではビットコインの信用は揺らがないと、一部の大物専門家は言う。

「今回のような急落は過去にもあった。今振り返れば、それがバブルでなく、一時的な乱高下だったことが分かる」と、ビットコインの専門家で、以前は米インターネット通信大手スカイプの最高執行責任者(COO)を務めていたマイケル・ジャクソンは本誌に語った。

現在はビットコインの財布「ウォレット」のプロバイダー、ブロックチェーンの取締役顧問を務めるジャクソンは、ビットコインは潜在力を出し切るどころか、「成長はまだ始まったばかりだ」と言う。

「(今回の急落は)意味ある価格調整だったし、売り抜けた投機家は儲けただろう。

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