米通信大手AT&T、一人1000ドルの特別ボーナスを払うと発表の1週間前に推定600人を解雇

記事まとめ

  • 米通信大手AT&Tは大幅減税を祝い従業員全員に1000ドルずつの特別ボーナスを払うと発表
  • 一方で、特別ボーナスを発表する1週間前に推定600人の従業員が解雇通知を受けたよう
  • 来年2月以降には更にテキサスとミズーリの両州で700人近い従業員を解雇する予定という

米AT&Tがクリスマス解雇 20万人の従業員全員に1000ドル配れるのに

<法人税の大幅減税を祝って気前のいい特別ボーナスを出すと約束した会社が、クリスマス前に解雇通知を出していた>

トランプ米政権による大幅減税を祝って20万人を超える従業員全員に1000ドルずつの特別ボーナスを払うと発表したばかりの米通信大手AT&Tが、同時にリストラを進めていることが報道でわかった。

【参考記事】米AT&T、トランプ減税で「従業員全員に1000ドル」のなぜ?

中西部では、推定600人の従業員が12月16付で解雇通知を受けた。AT&Tが一人1000ドルの特別ボーナスを発表する1週間前のことだ。

AT&Tはシカゴ・トリビューン紙の取材に答えた声明のなかで、今回のリストラは一部事業が時代遅れになったことに対応する「労働力調整」の一部だと以下のように説明した。

技術への投資は効率化を加速させており、わが社でも古い事業の市場は縮小が続いているので、労働力もビジネスの変化に対応できるよう調整する必要がある。関連する従業員の多くには社内の仕事を紹介するし、そうでなくてもできるだけ多くの仕事を見つけられるようにする。

声明が出たのは、AT&Tが傘下の衛星放送会社ディレクTVの機器を家庭に取り付ける従業員700人に解雇通知を出した、とニューヨーク・ポスト紙が報じた数日後。続く12月23日にもポストは「南部9州で熟練技術者215人を解雇」し、来年2月以降にはさらにテキサスとミズーリの両州で700人近い従業員を解雇する予定だと報じた。

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