インドネシア・パプアで豪雨による洪水被害拡大 死者100人超、森林伐採が影響か



現地の国軍部隊はこうした状況の中、3月17日に約5000食分の食料を避難民に緊急配布したという。



1月にはスラウェシでも被害、30人死亡

インドネシアは雨期が終盤に近づく1月以降はそれまでに降った雨水が山間部に蓄えられていることなどから、豪雨が続くと一気に土砂崩れや土石流が発生して被害がでることがある。

2018年1月22日から23日にかけてスラウェシ島南スラウェシ州で降り続いた豪雨では、州都マカッサルやその東に隣接する北から南へマロス県、ゴワ県、ジュネポント県の各地で土砂崩れや河川増水による洪水、堤防決壊などが発生し死者30人以上、3400人が避難、家屋の浸水約3000戸という被害が出ている。

ジャカルタなどの都市部でも下水処理や河川の増水対策が不十分なことから、豪雨が数時間続いただけで、主要道路を含めて各地点で冠水が発生し、大渋滞となることも珍しくない。

そうしたインドネシアに対して日本はいろいろなフェーズでの技術提供やコンサルティングなどで洪水対策を支援しているが、まだまだ道半ばというのが現状だ。

パプアの特殊事情も背景か

パプア州と西パプア州は以前イリアンジャヤ州としてインドネシアでも最も開発が遅れている遠隔地であった。

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