全米を震撼させた裏口入学スキャンダル、その驚きの手口

<セレブな親たちが超高額の「賄賂」で子供を不正入学、被告の中には有名女優の名前も......>

アメリカで、米司法省が呼ぶところの「米史上最大の大学入学スキャンダル」が発覚した。

エール大学やスタンフォード大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)やジョージタウン大学など一流名門校に不正な手段で子供を入学させていたとして、金持ちの家庭の親や仲介者など50人が3月12日、連邦検察に起訴されたのだ。被告となった親の中には、人気テレビドラマ『フルハウス』に出演した女優ローリ・ローフリンや『デスパレートな妻たち』の主演女優の1人フェリシティー・ハフマンの名前もあった。

成績が入学基準に満たない場合、リッチな親がいれば「裏口」から入学する道があるという話は珍しくない。一般的に、裏口入学の見返りは大学や校舎への巨額の寄付金だ。しかし今回発覚したのは、首謀者に言わせれば「通用口」からの入学だった。

不正入学を斡旋していたのは、入試コンサルティング会社の設立者ウィリアム・シンガー。シンガーは33人の親に大金を「キー・ワールドワイド財団」という偽の慈善団体に寄付させ(寄付者が課税されるのを免れるため)、それを「賄賂」として大学の試験監督者やスカウト権限を持つ大学スポーツチームのコーチなどに支払った。その総額は、11年から8年余りで2500万ドルを上回るという。

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