G7切り崩す習近平「古代シルクロードの両端は中国とイタリア」

イタリアを訪問し「一帯一路」協力の署名に漕ぎ着けた習近平国家主席は、イタリアの港湾を掌握して中華帝国の完成を狙っている。ヨーロッパ23ヵ国は既に「一帯一路」協力を表明しており、残るはG7の切り崩しだけだった。

「古代シルクロードの両端は中国とイタリア」

3月21日にイタリアの首都ローマに到着した習近平国家主席は、22日にマッタレッラ大統領による盛大な歓迎式典を受け、23日にはコンテ首相と会談した。

その席で習近平は「古代シルクロードの両端は中国とイタリアだった。両国の歴史は2000年以上前に遡ることができる。われわれは今、そのシルクロードに新しい活力を漲(みなぎ)らせようとしている」と切り出した。

かつてのローマを出発点として西安まで連なっていたシルクロードで絶対的権勢を誇っていたのはローマ帝国だった。しかしいま北京を始点として西へ西へと広がりを見せながら、その終点をローマにまで伸ばそうとしている「陸と海のシルクロード」(一帯一路)を支配しているのは「チャイナ・マネー」だ。

特にイタリアは「2008年〜2009年、そして2012年〜2014年と2回にわたる経済危機に陥っており、昨年はEU諸国の中でGDP成長率が最も低く、EU諸国の足を引っ張っているとさえ言える」と、中国の中央テレビ局CCTVは解説している。

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