中国で"黄帝祭典"盛大に行われるもネット無反応 若者「歴史の捏造のようなもの」

記事まとめ

  • 中国で愛国主義教育の一環である黄帝祭典が中央政府の主催により盛大に行われた
  • 華々しい動画や静止画面の写真付き解説などが掲載も、ネット民は無反応
  • ある若者によると関心を持つ人はおらず、新年号「令和」に燃える人はいるとのこと

中国で「黄帝祭典」盛大に行うもネット民は無反応――「令和」との違い



中国のネットには、さまざまな種類の華々しい動画や静止画面の写真付き解説などが掲載されているが、こんなにまで中華民族の始祖を讃える行事であるにもかかわらず、ネット民のコメントをただの一つも見つけることができなかった。唯一、「人民網」(人民日報電子版)の「強国論壇」にコメントが一本だけあったが、それは当局が五毛党に書かせたものであることが明らかな内容だ。

なぜ「黄帝」に関心を示さないのか

なぜなのか、北京にいる中国の若者を念のため取材してみた。



すると、以下のような回答が戻ってきた。

──ああ、黄帝ですか......。あれは、そもそも歴史が確かでないのに、あたかも確かであるかのごとく強引に歴史を創りあげて、ま、言うならば歴史の捏造のようなものですからねぇ。あんなものを使って「中華民族の偉大なる復興」と言われても、気持ちは引いてしまいますよ。かと言って、政府の意図はわかってるので、面倒なことになるからツッコミを入れるわけにもいかないし......。私の周りでも、日本の新年号「令和」に燃える人は数多くいますが、黄帝祭典に関心を持つ人は一人もいません。

ほう、そんなものなのか......。

政府が主導するものには燃えないのが、若者の心情らしい。

関連記事(外部サイト)