避妊は2人の問題──男性用ピルが薬局で買える日

うち30人が11-beta-MNTDCを服用(14人は200ミリグラム、16人は400ミリグラム)。残り10人は対照実験のコントロールグループとして偽薬を服用した。

40人とも28日間連続で薬を服用した。1日目と28日目に血液を採取されたほか、気分や、実験の開始時と終了時の性的機能などに関する質問に答えた。

注入型や貼り薬も登場?

ワシントン大学医学部教授のステファニー・ペイジは次のように説明する。「11-beta-MNTDCは体内の他の場所ではテストステロンに似た作用をするが、睾丸内では精子の生成を促すだけの十分な濃度に達しない」

研究チームによれば目立った副作用も見られず、被験者全員が所定の量を服用し続けることができた。数人に疲労感や頭痛、にきびがみられたが、深刻な影響はなかった。

性欲減退を経験した人が5人、軽度の勃起障害が2人いたが、いずれもホルモン剤に伴う通常の副作用の範囲だと、研究チームは考えている。

体重の増加は見られた。偽薬のグループが平均0.6キロ、200ミリグラム服用のグループが平均1.3キロ、400ミリグラム服用のグループが平均1.9キロ、それぞれ増えた。



実際に精子の生成を抑制する効果を確認するためには長期間にわたる臨床試験が必要だと、ワンは言う。

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