妻より夫が極悪非道 新たな暴露本が明かすトランプの娘夫妻の正体



クシュナー家の人々は、ジョシュア(ジャレッドの弟)の妻でモデルのカーリー・クロスを、ミズーリ州出身の無教養な「異教徒」だとバカにした。母セリルは、「ジョシュアの結婚を母親として最大の失敗だと思っている」という。

著者でバニティ・フェア誌の元寄稿編集者ビッキー・ウォードは、そんな記述の真偽を問われた際のリスク管理も抜かりない。「この人物はそう聞かされた」「(現在は)状況が変わっているかもしれない」と断り書きが続き、広報担当者が正式に否定したと締めくくる。

ある章の冒頭では、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたボブ・ウッドワードの本の書評を引用している。ウッドワードの本から直接引いた文章もあるが、実際にはそれ自体が匿名の情報提供者が語った「印象」を要約したもの。このようなアプローチは、いわばインスタグラム経由のジャーナリズムだ。著者の主張を曖昧にする一方で、読者の興味をそそる。

ウォードは、イバンカにはそれほど関心がなさそうだ。大統領の長女は自信過剰で、狭量で、現実離れしていて、特別に賢いわけではないが、夫ほど極悪非道ではないと描かれている。

イバンカが自分のファッションブランドを閉鎖する前に、トランプが外国の要人と電話をしていたときのこと。ある情報源によると、その要人が自分を助けてくれるかもしれないと思っていたイバンカは、電話に割り込んで雑談(「ヨガの話」)を始め、父親にたしなめられた。

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