英王妃の生首は本当に喋ろうとしたのか



心停止後30分も脳の活動は続く?

脳およびあらゆる神経組織は、酸素がなければ機能できない(脳は人体が消費する酸素の20%を使っている)。首の血管が切断されれば酸素の供給は止まる。血液や組織中に残った酸素を使うことができたところで長くは続かない。

目や口を動かす筋肉もそうだが、脳につながっていなければ人間は体の一部を動かすことはできない。脳からの指令を伝える神経がつながっていなければならないからだ。もっとも、頭だけになっても人間より長い時間、生き続けられる生物もいる。例えば中国では、頭を切断された毒ヘビに噛まれた料理人が死亡した例があるという。この時、ヘビは首を切られてから20分も経っていた。


アン・ブリンがヘンリー8世の王妃になり斬首されるまで


さらに最近、この分野では、死に瀕した時に人間は何を認識しているかという問いに関心が集まっている。心臓発作や心拍停止を経験した人が、蘇生措置を受けている間に自分に何が起きていて病室内の様子はどうだったかを後で証言するというケースもある。これはたとえ心臓が止まっていても、脳は周囲で何が起きているかを認識していることを示している。たとえその時点で、臨床的には意識がある兆候はまったく見られなかったとしてもだ。

心停止の後、30分も脳の活動がみられたことを示す研究もある。

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