中国に懐柔された二階幹事長──「一帯一路」に呑みこまれる日本

これは相手に唾を吐きかけるのと同じように、相手をバカにする動作でもあった。今では紙が豊富にあるし、民度も当時よりはマシになったので若い人は知らないかもしれないが、一定年齢の人なら誰でも知っている風習だ。だからCCTVは、その場面をカットしたものと推測される。周りに中国の風習を教える外交官はいなかったのか、いたとしても、予測できなかったのか。何れにしても、「あーあ......」と思わせる場面だった。

[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』(2018年12月22日出版)、『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』、『毛沢東 日本軍と共謀した男』、『?子(チャーズ) 中国建国の残火』(中英文版も)、『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』、『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』、『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』、『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』など多数。

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

≪この筆者の記事一覧はこちら≫

遠藤誉(筑波大学名誉教授、理学博士)

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8

関連記事(外部サイト)