スリランカ連続自爆テロで蘇ったイスラム国の悪夢



今回のテロは、ISがこれまでシリアやイラク、アフガニスタンで実行してきたトラックによる自爆攻撃などよりも規模が大きい。

その手口はISによる、よく知られた(現在ではもうほとんど見られないが)連続自爆攻撃を踏襲している。カトリック教会を標的にするやり方は、スリランカの内戦の中心となった国内問題の文脈では理解できないが、キリスト教徒を攻撃してイスラム教徒の共感を得るISお決まりのパターンとは合致する。

40人以上のスリランカ人がシリアでISの活動に参加していた事実を考慮すれば、ISが極めて小規模なスリランカのイスラム過激派NTJに人脈を築き、攻撃計画を実行させたことも説明がつく。シリアから帰国した元ISメンバーや外国人のIS支持者がどのようにテロに関与したかという詳細はまだ捜査中だ。

だが、キリスト教のイースター(復活祭)を狙った今回のテロは、最近のISのテロよりも、2000年代に国際テロ組織アルカイダが起こした一連のテロ攻撃と類似している。

2000年の米ミサイル駆逐艦コール襲撃(イエメン)、2001年のアメリカ同時多発テロ、2002年のバリ島爆弾テロ、2003年のイスタンブール自爆テロ、2004年のマドリッド列車爆破テロ、2005年のロンドンの同時爆破テロ――これらのテロ攻撃と同様、今回も複数のテロ実行犯が連携して犯行に及んでいる。

関連記事(外部サイト)