スリランカ連続自爆テロで蘇ったイスラム国の悪夢



そのため、遠隔地に蓄えられた大量の爆発物が見つかるなど事前にいくつかの発見があり、そしてインド当局から警告があったにもかかわらず(最後の警告は、自爆テロのわずか数時間前だった)、スリランカ政府と治安当局は虚を衝かれてしまった。

内戦が終結し、政争に明け暮れる中で、スリランカ政府は差し迫ったテロの脅威などないと自らを欺いてしまったのだ。

他に狙われやすい国は

イースターを狙った連続テロが、ISがまだ生きていることを見せつけたとするなら、精力的で資金も豊富なこのテロネットワークが次に狙うのはどこなのか。

スリランカ・テロでは大きな成功を収めたとはいえ、ISがここに拠点を築くとは考えにくい。スリランカ政府と国民がテロのトラウマから立ち上がり、連帯を新たにすれば(今年の終わりに選挙があるので怪しいが)、またISに狙われて最悪の悲劇が繰り返されることはないだろう。

ではISは他のどこに攻撃対象を見出すのか。インドとバングラデシュにはいつでもチャンスがある。中央アジアの多くもそうだ。東南アジアでは、マレーシア、タイ、フィリピンが危険だ。

マレーシアは、昨年民主化路線に復帰して以降、より強く安定した国として台頭している。だが、テロの脅威と警戒の必要を認めていない点は心配だ。

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