ホルムズ海峡のそばで石油タンカーに攻撃

<アメリカとイランの緊張が高まるなか、要衝・ホルムズ海峡のそばでアメリカの同盟国サウジアラビアなどのタンカーが損傷を受けた。イランがやったのか?>

サウジアラビアの石油タンカー2隻が5月12日、アラブ首長国連邦(UAE)の沖合で妨害を受ける事件が起きた。こうした行為が横行すれば、世界全体への石油供給が危うくなる可能性があるとサウジアラビアは警告した。

アメリカおよびその同盟国とイランとの対立によって中東地域の緊張が高まるなか、UAE東部のフジャイラ首長国の沖合で2隻のタンカーが損傷を負ったことを、サウジアラビア外務省が5月13日に発表した。

サウジアラビアのエネルギー相、ハリド・ファリハは、2隻のタンカーが「妨害を目的とした攻撃」の標的となり、「船の構造に深刻な打撃を受けた」と述べた。2隻のうち1隻は、サウジアラビアの港に向けて航行中で、そこで原油を積んでアメリカに輸送する予定だったという。「幸い、死傷者はおらず、原油流出も起こらなかった」

CNNの報道によれば、この妨害行為は、「航行の自由と全世界への石油の安全供給を妨げる」ことが目的だとファリハは主張している。

サウジアラビア外務省は国営サウジ通信社(SPA)を通じた声明で、この事件を「犯罪行為」と呼び、「海上交通の安全と安心に深刻な脅威をもたらすものであり、中東地域ならびに国際的な平和と安全にマイナスの影響を与える」と述べた。

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