金正恩はトランプに会うとき英語が不安だった──元側近

<昨年から2度にわたって行われた米朝首脳会談で穏やかな笑顔を見せていた金正恩は、トランプの英語をわかっていたのか、わかっていなかったのか>

アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が2018年6月にシンガポールで歴史的な首脳会談を行うことになったとき、会談直前まで世界中で密かに話題になっていたのは、金の英語力の問題だった。

韓国の文在寅大統領の元側近は、若き独裁者の金は、英語力にあまり自信がなく、不安を覚えていたようだと明かす。

韓国英字紙コリア・タイムズは、文政権で大統領儀典秘書官室行政官を務めたタク・ヒョンミンが、韓国・京郷新聞のインタビューに答えた、と報道。それによると、米朝会談に先立つ2018年4月27日、韓国との軍事境界線がある板門店で開かれた南北首脳会談で金は文に対し、自身の英語力が心配だと言ったという。

「英語に自信がないので心配だ」と、金は文に言ったという。30分にわたる雑談のなかで金は、「ドイツ語は得意」だが、英語は得意ではないと話していた。

金正日朝鮮労働党委員長を父とするほかの子どもたち同じく、金もスイスに何年か住んでいた経験がある。当然英語も学んだが、思ったほど身につかなかったようだ。金はその後、2000年代はじめに北朝鮮に戻ったと考えられている。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)