真っ白な野生のパンダが世界で初めて確認された



アルビノは、パンダのみならず、ヒトを含め、多くの脊椎動物に存在する。アルビノ変異は劣性遺伝子で、両親ともに原因遺伝子を有するときだけ、子どもにアルビノ形質が発現する。基本的な体の構造や機能にはほとんど影響しないものの、アルビノ変異が体内でのメラニン合成を阻害することで、外部から発見されやすく、直射日光に弱くなる。

2018年3月11日には、陝西省の長青自然保護区でも、茶色と白のパンダが確認された。茶の体毛はアルビノ変異によるものとみられている。

Qinling "Brown" Panda-wikipedia

カメラを増設してモニタリング

今回、野生の白いパンダを初めて画像でとらえた臥龍自然保護区では、生態系保護のため、7台の赤外線カメラを設置し、野生動物の分布と活動をモニタリングしている。当局は、香港の日刊英字新聞「南華早報」の取材に対し、この白いパンダが成長していく経過や、他のパンダとふれあう様子をモニタリングするべく、カメラの増設を検討していることを明らかにしている。



Rare white panda spotted in the wild-South China Morning Post

松岡由希子

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