中国はトランプ訪日をどう報道したか



トランプを責めても「安倍さん」を責めない中国

ニュアンスとしては、トランプ大統領に、「あなた、そんなこと言っていいの?」というトーンで、「安倍さんの苦境」を語っている。

「安倍さん、お疲れ様!」の「さん」は中国文字で日本語の発音への当て字である「桑(sang=さん)」を用いているから、相当の親しみ(?)を込めたことになろうか。皮肉も込めているかもしれないが、いつもの「安倍首相をヒトラーになぞらえるような攻撃」とは完全にトーンが異なる。

どちらかと言えば、ワシントンやニューヨークの報道の方が、よほど辛辣で、日本のメディアなどは「天皇陛下の政治利用」と書いているところさえあるので、よほど中国の方が批判的ではない。

なぜか――?

それは言うまでもなく、米中貿易戦争があり、おまけにHuaweiまでがターゲットになって禁輸策などが断行されようとしているため、何としても日米同盟のある日本をつなぎとめておきたいからだ。



F-35ステルス戦闘機を105機購入することに関して

さすがに日本がアメリカからF‐35ステルス戦闘機を105機も購入することに関しては、中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹版「環球時報」が黙ってはいなかった。

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