中国「米中貿易」徹底抗戦と切り札は?――白書の記者会見から

6月2日、中国は「米中貿易協議に関する中国の立場」白書を発布し記者会見を行なった。その内容から中国が徹底抗戦する構えがうかがえる。具体的なQ&Aから考察するが、レアアース以上に強力な切り札は?

国務院新聞弁公室で商務部が白書発布

6月2日、北京時間の午前10時に、商務部は国務院新聞弁公室の発表として、「米中貿易交渉に関する中国の立場」という白書を発布した。約8300文字から成る白書は、「序言」、「一、アメリカが仕掛けた米中貿易摩擦は両国と全世界の利益を損ねる」「二、アメリカは米中貿易協議で前言を翻し、誠意がない」「三、中国は常に平等と互恵と誠意ある協議の立場を守ってきた」および「結語」によって成り立っている。

これは2018年9月に発布した同名の白書の第二段である。

新華網は今般の白書に対して「交渉には最低ラインがあり、重大な原則に関して中国は絶対に譲るわけにはいかない」という見出しを付けている。つまり中国は「アメリカが平等の立場に立って協議をしない限り、絶対に譲らない」ということを表している。

白書は主として以下のようなことを主張している。

1.2018年3月以来、アメリカが中国に仕掛けてきた貿易摩擦を受け、中国は強力な対応措置を講じ国家と人民の利益を守らざるを得なくなった。

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