資産形成を始めるなら若いほど有利──株と投信で資産防衛する方法



また、投信には主に2種類の費用が掛かる。購入時に支払う「販売手数料」と、投信を保有している間ずっと負担する「信託報酬」で、一般的にパッシブ型の方が両方とも安い。

以上をまとめると、パッシブ型はアナリスト等の人件費が不要な分、投資家が負担するコストも安いが、運用成果は良くも悪くも株価指数並みになる。アクティブ型は成功すればパッシブ型よりも高い運用成果を得られるが、相対的に高いコストを支払う必要がある。



2種類のコスパをチェックしよう

いざ投信を選ぶとなると誰でも迷うものだが、そこでチェックして欲しいのが投信の成果指標(KPI:Key Performance Indicator)だ。証券会社や銀行など投信販売会社の多くは、取り扱う主な投信について複数のKPIを開示し始めた。中でも重視して欲しいのは「(1)コストとリターンの関係」、「(2)リスクとリターンの関係」の2つのKPIだ。

これらのうち、(1)は投資家が支払った費用(販売手数料、信託報酬など)に対する投信のリターン(値上がり益や分配金の合計額)の大きさを、(2)は投信の値動きの大きさ(変動率)に対するリターンの大きさを表している。(1)は経済的負担に対するリターン、(2)は精神的負担(値動きが激しいほど精神的な負担も大きい)に対するリターンなので、いずれも「負担に対する見返りの度合い」、つまり"コスパ"だ。

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