資産形成を始めるなら若いほど有利──株と投信で資産防衛する方法



まず「(1)コストとリターンの関係」で最も大事なポイントは、コストが高いからといってリターンも高いとは限らないことだ。図表2の左図のとおり、年間コストが2%超の投信55本のうち45本はリターンが年率10%未満だった。コストが1%未満の低コスト投信よりリターンが低かったものも少なくない。

一方、「(2)リスクとリターンの関係」では、高リスク投信ほどリターンも高い傾向があり、いわゆる"ハイリスク・ハイリターン"の関係がみられる。

もちろん過去のリターンが高いからといって将来も高リターンとは限らない。一方、リスクについては継続性がある(過去のリスクが高かった投信ほど、今後も相対的にリスクが高い傾向がある)。投信を選ぶ際は(1)よりも(2)のKPIを重視するとよいだろう。





積立投資は、いつ始めるのが吉か

まず、始める時期だが、今後は長期的に株価が上昇基調であることを前提条件として20年間でシミュレーションしてみた。株価は図表1のように上げ下げを繰り返し、20年間の平均騰落率は年率5%とした。

X氏は毎月1万円ずつ20年間、Y氏は10年後から毎月2万円ずつ10年間、積立投資をしたと仮定する。累計の投資額はどちらも240万円で同じだが、20年後の資産額はX氏が462万円、Y氏は361万円となった。

関連記事(外部サイト)