アマゾンが支配する自動化社会というディストピア



「アマゾンには注文処理の過程で労働者の数を減らすテクノロジーもある。昔のプログラマーがこう言うのを聞いたことがあるだろう。『ゴミを入れるからゴミが出る(間違ったデータを入力するから間違った結果が出てくる)』。アマゾンは倉庫の商品搬入口で『ゴミ』をなくすソリューションでも進んでいる」



ここでの「ゴミ」は人間の犯す過失のこと。しかし、ロボットは実に正確だ。特に反復的なルーティン業務が得意。リシンク・ロボティクス社の単腕型産業用ロボットのSawyerを見れば、どれほど多くの作業をこなせるか分かるだろう。

簡単にプログラムでき、どんどん仕事をこなす産業ロボットSawyer COURTESY OF RETHINK ROBOTICS

「競争優位」の幻想が崩れる

Sawyerは見た目も人間らしい。スクリーンにアニメーションの顔が出るし、足の位置にタイヤが付いている。サルのような感じの腕をつかんで動きを教えると、反復的な動きを学んで仕事を片付けてくれる。

人間とほとんど同じくらい素早くモノを感知し、滑らかに動く。従来の産業用ロボットは高給取りのプログラマーがコードを書く必要があったが、Sawyerなら誰でも5分以内でプログラムできる。開発者のロドニー・ブルックスの試算によると、Sawyerの稼働コストは時給4ドルに満たない。

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