米イラン戦争になれば、イスラエルがイランを襲う

<核合意から一方的に離脱したアメリカの制裁に耐えかね、自らもついに核合意のウラン濃縮上限を破ったイラン。いきり立ち、戦争準備万端なのは、隣国で仇敵のイスラエルだ>

アメリカとイランの関係悪化に伴い、イランとイスラエルの関係も険悪さを増している。最近、両国は互いに相手が攻撃可能な範囲にあると威嚇しあった。     
           
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7月9日、空軍幹部らと共に国内のネバティム空軍基地を訪問し、米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35の編隊を視察。その攻撃能力を誇示した。

「今回の空軍基地の視察で、あらゆる武器システムと空軍機を確認した」と、ネタニヤフは語った。「私の後ろにあるのは、F-35戦闘機だ。このところイランはイスラエルを破壊すると脅している。ここにある戦闘機はイランやシリアを含む中東のどこにでも到達できることを、イランは覚えておいたほうがいいだろう」

<参考記事>米イラン戦争が現実になる日

イランもイスラエルを「壊滅させる」

イスラエルはこれまでも、シリア国内のイラン関連施設に数百回の攻撃を加えてきた。ただ、かつては秘密裡に行っていたのが、この1年は攻撃に関する情報を堂々と開示するようになっている。

今回、ネタニヤフがイランに噛みついたのは、イスラエルの同盟国アメリカと仇敵イランが互いに恫喝しあうなかで、戦争になればイスラエルを壊滅させるとイランが威嚇したからだ。

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