非ユダヤ人との結婚は「2度目のホロコーストのようなもの」? イスラエル教育相発言の真意

<異教徒との結婚を通じた同化で戦後600万人のユダヤ人が失われた、というイスラエル極右の危機感>

イスラエルの教育相が、北米在住のユダヤ人が異教徒と結婚することをホロコーストに例えた。教育相の報道官が認めたという。

ラフィ・ペレス教育相は、以前は軍のユダヤ教指導者で、2019年6月にベンヤミン・ネタニヤフ政権の閣僚に任命された。7月9日に報道官がAP通信に対して認めたところによれば、ペレスは7月1日の閣議で「(異教徒との)同化はホロコーストのようなものだ」と発言した。インターネットメディアのアクシオスは、この閣議に出席していた3人(匿名)の発言を引用し、アメリカ在住のユダヤ人がユダヤ教以外の宗教を信仰する人と結婚することについて、ペレスが「2度目のホロコーストのようなもの」だと語ったと報じている。

<参考記事>ドイツ有名ブロガー 偽のホロコースト体験談でタイトル剥奪

閣議には、ユダヤ人民政策研究所のデニス・ロス議長や、バラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、ビル・クリントンの米歴代政権で高官を務めたある人物も参加したと報じられている。この中でユダヤ人と非ユダヤ人の結婚が世界で増えていることが議題にのぼり、ペレスは、こうした結婚の結果は、過去70年の間に「600万人のユダヤ人民が失われた」ことに等しいと語ったという。

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